IoT SATELLITE HUBは、環境センサーや設備とSHIHA COREの間に置く薄い接続窓口です。機器の状態をCOREへ伝え、COREから許可されたActionだけを対象機器へ仲介します。IoT機器へ森野詩葉の人格や記憶を複製するものではありません。
つながることと、動かしてよいことを分ける。
接続済みの機器であっても、用途・権限・安全条件を満たさないActionは実行しません。
システム上の位置付け
| 構成 | 役割 |
|---|---|
| SHIHA CORE | Identity、Canonical Memory、State、Policy、権限判断、Action Proposalの正本 |
| IoT SATELLITE HUB | 機器の登録、状態変換、Capability制限、命令仲介、実行結果の返却 |
| IoT機器・環境設備 | センサー値の提供、許可された範囲の物理Action実行 |
| SHIHA OPERATIONS CONSOLE | 登録機器、接続、権限、警告、Action、監査状態の確認 |
想定する接続領域
以下は設計対象の分類であり、特定製品への対応決定ではありません。実際の対応機器は、安全性、認証方法、ローカル制御可否、メーカー仕様、保守性を確認して個別に決定します。
| 分類 | 想定する情報・機能 |
|---|---|
| 環境センサー | 温度、湿度、照度、空気状態、開閉、人の在室などの状態取得 |
| 照明・表示 | 点灯状態、明るさ、通知表示等の許可された制御 |
| 空調・換気 | 運転状態の取得と、設定範囲を制限した操作 |
| 電源・設備 | 消費状態や異常の監視。通電操作は影響に応じて厳しく制限 |
| LABO設備 | 開発環境の状態確認、警告、許可された補助操作 |
基本原則
- 薄いHUB:人格、Canonical Memory、LLM/APIキーをIoT HUBや接続機器へ置かない。
- 最小権限:機器ごとに読み取り・操作対象・範囲・時間・条件を限定する。
- 明示Capability:接続機器が実行可能な機能を列挙し、未登録操作を拒否する。
- 状態確認:命令前の状態と実行後の結果を確認し、送信成功だけを完了とみなさない。
- 安全側停止:通信断・認証不明・状態不明・センサー矛盾時は新しいActionを停止する。
- 交換可能性:特定のIoT機器が故障・交換されても、COREのIdentityと記憶へ影響させない。
機器登録
新しいIoT機器は自動検出だけで信頼しません。MAIN HUB / Operations Consoleから対象、用途、設置場所、Capability、許可範囲、所有者、失効方法を確認して登録します。重要設備の追加や権限変更にはOWNER認証を要求します。
| 登録情報 | 目的 |
|---|---|
| Device ID / 種別 | どの機器へ指示・照会しているかを識別する |
| 設置場所・用途 | 同種機器の取り違えを防ぐ |
| Capability | 読み取り可能な状態と実行可能なActionを限定する |
| 権限・Risk | 自動実行、確認要求、OWNER承認、禁止を区別する |
| 最終接続・状態 | 古い状態や切断済み機器への誤操作を防ぐ |
| 失効・交換履歴 | 撤去・紛失・交換後の旧接続を拒否する |
安全なAction実行
会話やLLM出力をそのまま設備制御へ直結しません。すべてのActionは、CORE側のPolicyと権限判断、IoT HUB側のCapability確認、対象機器の現在状態、実行後の検証を通過させます。
| 段階 | 確認内容 |
|---|---|
| Action Proposal | 誰が、何を、なぜ、どの機器へ要求したか |
| Policy | 許可範囲、禁止条件、時間帯、現在Stateとの整合 |
| Capability | 登録機器がそのActionを安全に実行できるか |
| Approval | 利用者確認、OWNER承認、追加認証が必要か |
| Execution | 対象と設定値を再確認し、一度だけ実行する |
| Verification | 戻り値とセンサー状態から実際の結果を確認する |
Riskに応じた制御
| 影響 | 基本的な扱い |
|---|---|
| 状態閲覧 | 必要最小限の認証済みSessionで許可可能 |
| 低影響操作 | 登録済みCapabilityと範囲内で実行し、結果を確認する |
| 生活・環境へ影響する操作 | 利用者確認や追加条件を要求し、自動実行範囲を限定する |
| 電源・安全・侵入等に関わる操作 | OWNER承認、強い認証、物理安全条件、監査を要求する |
| 未分類・状態不明 | 実行せず、Operations Consoleで確認する |
通信断・異常時
- COREまたはIoT機器との通信断では、新しいActionを停止する。
- 最後に取得した値を現在値として扱わず、取得時刻とSTALE状態を明示する。
- 命令結果を確認できない場合は成功とみなさず、UNKNOWNとして警告する。
- 再接続後は機器状態を再取得し、保留中Actionを無条件に再実行しない。
- 異常状態、反復失敗、センサー矛盾はOperations Consoleへ通知し、必要に応じて機器を隔離・失効する。
保持・公開しない情報
| 情報 | 扱い |
|---|---|
| Identity / Canonical Memory | SHIHA COREだけを正本とし、IoT HUB・機器へ複製しない |
| LLM / APIキー | 機器設定、ログ、配布物へ保存しない |
| 認証秘密・Recovery情報 | 通常運用と分離し、公開ページへ掲載しない |
| 内部アドレス・実接続先 | インフラ保護のため公開しない |
| 在室・生活パターン等 | 必要最小限だけ扱い、公開ログや通知へ露出させない |
現在の開発状況
IoT SATELLITE HUBは現在PLANNINGです。SHIHA COREへ接続する薄いHUB、機器ごとのCapability、最小権限、安全なAction経路、通信断時の安全側停止を上位方針としています。対応製品、通信プロトコル、実装基盤、認証方式、データ保存期間、具体的なAction一覧、Risk分類、配備場所、実機検証方法は未確定です。
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