SHIHA BODY-DATUMは、森野詩葉の実体BODYを設計・検証するときに共通参照する寸法と座標の正本です。全高1510mmと主要関節のZ位置を固定基準とし、BODY外装の幅・奥行、測定精度、遮蔽状態を断面ごとに管理します。
測定できない輪郭は、推測値で埋めない。
確定基準、暫定測定値、再レンダーが必要な区間を分け、正式BODY設計へ安全に引き渡します。
このページの役割
- 全高と主要関節中心のZ座標を、BODY全体で共有する。
- 正面・側面・背面図から取得した外装包絡を断面ごとに管理する。
- 値の精度と遮蔽要因を明示し、暫定値を確定値として扱わない。
- HEAD、TORSO、ARM、HAND、LEG、FOOT、SD-01の設計基準を接続する。
- BODY PROTOTYPE-00の実測結果を、正式BODY設計へ戻す受け皿とする。
このページのRecord StatusがCURRENTであることは、すべての断面寸法が確定したという意味ではありません。現在の設計と測定で参照すべき最新版がRev.3であることを示します。
正本と参照順位
| 優先 | 資料 | 役割 |
|---|---|---|
| 1 | 正式Z基準 | 全高と主要関節中心。BODY全体で固定して使用 |
| 2 | BODY-SECTION-DATUM_Rev3.csv | 断面値、画素座標、精度、遮蔽、測定状態のデータ正本 |
| 3 | BODY-APPEARANCE-DATUM Rev.3 | 正面・側面・背面の外装輪郭を示す画像基準 |
| 4 | BODY PROTOTYPE-00実測 | 画像由来の値を実物大で検証し、次Revisionへ反映 |
小型可動フィギュアのSTLは機構と分割方法の参考資料であり、等身大BODYの寸法正本ではありません。
座標系
- Z=0mm:床基準面
- Z正方向:床から頭頂へ向かう上方向
- 全高:1510mm。靴底を含まない
- 左右中心:BODY正中面をX=0とする
- 奥行:背面から前面へ向かうBODY外装包絡として管理する
正式Z基準
| Datum | Z高さ | 基準 |
|---|---|---|
| FLOOR | 0mm | 床基準面 |
| ANKLE | 55mm | 足首中心 |
| KNEE | 465mm | 膝関節中心 |
| HIP / WRIST | 835mm | 股関節中心/自然下垂時の手首 |
| ELBOW | 1034mm | 自然下垂時の肘 |
| SHOULDER | 1270mm | 肩基準 |
| NECK TOP | 1330mm | 頭部下端/首上端 |
| TOP | 1510mm | 頭頂 |
頭部外形はHU-00 Geometry Datumを参照し、頭高180mm、頭幅135mm(耳を除く)、耳を含む最大幅153mm、奥行163mm、眼孔中心間52mmを現行基準とします。
外装断面基準 Rev.3
以下はBODY-APPEARANCE-DATUM Rev.3を画像計測した外装外面の初期値です。骨格幅、外装内面寸法、関節中心ではありません。足部最大横幅は別途実測した68mmを現行基準とします。
| ID | Z | 部位 | 外装幅 | 外装奥行 | 状態 |
|---|---|---|---|---|---|
| BSD-1330 | 1330mm | 首上端 | 95.8mm | — | RENDER REQUIRED |
| BSD-1270 | 1270mm | 肩 | 269.8mm | — | RENDER REQUIRED |
| BSD-1200 | 1200mm | 上胸部 | 269.8mm | — | RENDER REQUIRED |
| BSD-1150 | 1150mm | 胸部最大付近 | 268.7mm | — | RENDER REQUIRED |
| BSD-1100 | 1100mm | 胸部 | 269.8mm | — | RENDER REQUIRED |
| BSD-1050 | 1050mm | 胸郭下部 | 236.0mm | — | RENDER REQUIRED |
| BSD-1034 | 1034mm | 肘/胸郭下部 | 231.3mm | — | RENDER REQUIRED |
| BSD-1000 | 1000mm | ウエスト | 203.3mm | — | RENDER REQUIRED |
| BSD-0950 | 950mm | 骨盤上部 | 229.0mm | — | RENDER REQUIRED |
| BSD-0900 | 900mm | 腰上部 | 257.0mm | — | RENDER REQUIRED |
| BSD-0850 | 850mm | 骨盤最大付近 | 285.0mm | — | RENDER REQUIRED |
| BSD-0835 | 835mm | 股/手首基準 | 285.0mm | — | RENDER REQUIRED |
| BSD-0750 | 750mm | 大腿上部 | 266.3mm | — | RENDER REQUIRED |
| BSD-0600 | 600mm | 大腿中部 | 174.1mm | 85.5mm | PROVISIONAL |
| BSD-0500 | 500mm | 膝上部 | 156.5mm | 88.8mm | PROVISIONAL |
| BSD-0465 | 465mm | 膝中心 | 156.5mm | 89.9mm | PROVISIONAL |
| BSD-0350 | 350mm | ふくらはぎ最大部 | 146.0mm | 88.8mm | PROVISIONAL |
| BSD-0200 | 200mm | 下腿下部 | 122.7mm | 59.9mm | PROVISIONAL |
| BSD-0055 | 55mm | 足首 | 95.8mm | 48.8mm | PROVISIONAL |
| BSD-0000 | 0mm | 足部包絡 | — | 189.8mm | PROVISIONAL |
測定できない区間
現在の側面図では、Z=750~1330mmのBODY輪郭に腕、前腕、手、長髪が重なっています。この区間の奥行は身体本体と分離できないため、数値を設定せずBLOCKED / RENDER REQUIREDとして管理します。
- 画像生成やインペイントで隠れた輪郭を補った画像は、寸法測定に使用しない。
- 旧版で腕や髪を含む可能性がある奥行値は撤回し、現行正本では空欄にする。
- 髪・腕・手を非表示にした同一形状の正投影レンダーから再測定する。
精度区分
| 区分 | 意味 | 使用条件 |
|---|---|---|
| HIGH | 輪郭が明瞭 | 初期設計値として使用可能。実物検証で更新する |
| MEDIUM | 髪、手、関節外装等の影響がある | 3D化時に再確認する |
| LOW | 基準線や複数部品が重なる | 正式値へ昇格させない |
| BLOCKED | 別部品に隠れて測定不能 | 数値を設定せず再レンダーする |
画像由来の初期許容差は原則±5mmとし、LOW区間では±8~10mmを見込みます。この許容差は製造公差ではなく、ラスター輪郭と三面図の整合誤差を管理するためのものです。
骨格フレームへ渡すときの原則
外装幅を骨格幅として直接使用しません。外側から、外装外面、人工皮膚・表面仕上げ、外装シェル、着脱クリアランス、可動包絡、配線・配管サービス領域、骨格フレーム許容包絡を分けて設計します。
骨格許容幅 = 外装幅 − 2 ×(皮膚厚+シェル厚+着脱余裕+可動余裕)
ただし、胸部、骨盤、関節周辺は一律減算せず、断面形状と機構配置に合わせて個別設計します。
再測定条件
- 正投影カメラを使い、透視投影を使用しない。
- 現在と同じ直立姿勢、同じZ基準を維持する。
- 髪、左右の腕、前腕、手、衣装を非表示にする。
- FRONT / LEFT / RIGHT / REARを同一正投影倍率で出力する。
- UI文字、基準線、寸法は身体レンダーへ焼き込まず別レイヤーで合成する。
- 可能であれば、表示画像と1-bitシルエットマスクを同時に保存する。
現在の状態
| Revision | Rev.3 |
|---|---|
| Record Status | CURRENT |
| Development Status | ADJUSTING |
| 正式Z基準 | 固定 |
| 下半身断面 | PROVISIONAL |
| 上半身側面奥行 | BLOCKED / RENDER REQUIRED |
| 次の更新条件 | 遮蔽物なし正投影の再レンダーと、BODY PROTOTYPE-00実物大仮組みの実測 |
次工程
- HIGH区間から外装包絡曲線を作る。
- FRONTとREARを照合し、腕・髪の混入を除去する。
- 腕・髪なしのLEFT / RIGHT正投影を出力する。
- Z=750~1330mmの奥行を再測定する。
- 仮の外装厚とサービス余裕を設定する。
- 骨格フレーム許容包絡を作る。
- 肩、股、膝、足首の関節機構包絡を別レイヤーで配置する。
- BODY PROTOTYPE-00の実物大仮組みで寸法を検証する。
変更管理
正式Z基準、外装幅・奥行、精度区分を変更するときは、変更理由と測定方法をDEVLOGへ記録し、CSVとこのページを同じRevisionへ更新します。置換された旧値は削除せず、SUPERSEDEDとしてREVISION HISTORYへ残します。
