NAS-01 NASAL / AIR INTAKE UNITは、森野詩葉の左右鼻孔を吸気口として使用し、頭部から首、胸腹部、背骨側、うなじまでをつなぐSHIHA BODY全体の主吸気ユニットです。鼻先へファンを置かず、後段側から吸引して系全体を負圧寄りに保ちます。
左右鼻孔 → NAS-PL-01 → 頭部 → 首 → 胸腹部 → 背骨側排気 → うなじ
胸部に配置するRaspberry Pi 5、UPS、電源・制御機器の発熱を主気流へ渡し、頭部単独ではなく全身冷却として管理します。
NAS-01の役割
- 左右鼻孔を自然な外観の吸気口として使用する。
- 頭部内の空気をEYE-01とVOC-01の間にあるNAS-PL-01へ集める。
- 首のAIR-INを通じて胸腹部の発熱機器へ主気流を供給する。
- 背骨中心側の排気経路とうなじ排気へ空気を導く。
- 温度、ファン状態、吸排気閉塞を監視できる構成にする。
- VOC-01、AUD-01、配線、眼球可動、外装着脱と干渉しないよう統合する。
全身の空気経路
| 区間 | 役割 | 接続先 |
|---|---|---|
| 左右鼻孔 | 外気を取り込む入口。鼻先へファンを置かない | NAS-L / NAS-R |
| 鼻腔流路 | 左右吸気を後方へ導き、異物と急な乱流を抑える | NAS-PL-01 |
| NAS-PL-01 | EYE / VOC間の広い低速プレナムで左右流を合流させる | AIR-IN-MAIN |
| 頭部・首 | Head Trunkを通じて主吸気をBODYへ渡す | HT-01 / HEAD-IF-01 |
| 胸腹部 | Raspberry Pi 5、UPS、電源・制御機器から熱を受け取る | 背骨側排気 |
| 背骨中心ダクト | 加熱された空気を上方へ導く | 後頭部中心 |
| うなじ排気 | 外観と衣装への影響を抑えて外部へ排出する | AIR-OUT |
SD-01背面サービス/接続パネルにはAIR系接続を統合し、少なくともAIR-OUTを外部冷却・点検系へ接続できる構成とします。外部設備を接続しても、BODY内部の吸排気方向を逆転させないよう管理します。
NAS-PL-01
NAS-PL-01は、EYE-01とVOC-01の間に設ける広い低速吸気プレナムです。左右鼻孔からの空気を急激に絞らずに合流させ、首へ向かう主吸気経路へ渡します。
- 左右鼻孔の吸気を一つのAIR-IN-MAINへまとめる。
- 首への接続は単管を優先し、干渉が解消できない場合のみ左右二管化する。
- 眼球、瞼、カメラ配線、VOC音響経路のKEEP-OUTを侵さない。
- 清掃、点検、異物除去ができるアクセスを確保する。
- VOC-01のFront Plenumとは名称・目的・流体が異なり、連通させない。
負圧・後方吸引
ファンは鼻先ではなく、後頭部下側から頭蓋底、またはさらに後段の冷却系側へ配置します。入口側を押し込むのではなく出口側から吸うことで、頭部内の漏れを外向きの熱風噴出ではなく内向きの吸い込みに寄せます。
- 鼻孔付近の騒音、振動、外観への影響を抑える。
- ファン振動を外装、EYE-01、AUD-01、VOC-01へ直接伝えない。
- 温度センサーは頭部出口からファン前の状態を確認できる位置へ置く。
- ファン停止、閉塞、温度上昇を検出し、発熱機器の負荷制限へ連携する。
- 低速連続運転を基本候補とし、必要時だけ段階的に風量を上げる。
初期設計候補
| 項目 | 初期候補 | 扱い |
|---|---|---|
| AIR-IN-MAIN断面 | 100~150mm² | 配置検討用。未確定 |
| 通常風量 | 0.3~0.6L/s | 初期試験目標。未確定 |
| 初期最大風量 | 1L/s未満 | 騒音と流路損失を含めて評価 |
| ブロワ | 25~30mm級 | 比較候補。最終部品未確定 |
| 入口保護 | 交換式メッシュ | 抵抗、外観、清掃性を試験 |
| 運転 | 低速連続+温度連動 | 制御閾値は未確定 |
これらは最終性能値ではありません。実ダクト、フィルター、胸部発熱体、背骨排気、外装を含む圧力損失と温度測定に基づいて更新します。
VOC-01との完全分離
| 系統 | 経路 | 境界 |
|---|---|---|
| NAS-01 | 鼻孔 → NAS-PL-01 → AIR-IN-MAIN → 首 | 吸気・冷却専用 |
| VOC-01 | Speaker → Acoustic Chamber → Front Plenum → Sound Duct → Artificial Oral Cavity | 発声・音響専用 |
- NAS吸気をスピーカー、BACK BOX、人工口腔へ流さない。
- VOC音響チャンバーを冷却ダクトとして使用しない。
- 音漏れ、ハウリング、結露、異物移動を防ぐため壁とシールを独立させる。
- NASを上側、VOCを下側に配置する構成を基準に干渉を確認する。
- 両ユニットを個別に取り外せるカートリッジ構成を目指す。
HT-01 / HEAD-IF-01 / SD-01
| Interface | NAS-01での役割 |
|---|---|
| HT-01 | 首可動部でAIR-IN / AIR-OUTと電気束を分離し、短い可動区間を接続する |
| HEAD-IF-01 | 頭部着脱時に吸気・排気を電源・通信・機械接続から分離して接続する |
| BODY-SPLIT-IF-01 | 搬送分割後も吸排気方向と接続確認を維持する |
| SD-01 | AIR-IN / AIR-OUT、点検口、外部冷却接続を背面サービス領域へ統合する |
固定区間の主幹ダクトには滑らかな硬質・半硬質流路を優先します。蛇腹ホースは圧力損失と汚れの付着が大きいため、首可動部や着脱部など短い区間だけに限定します。
熱の受け渡し
Raspberry Pi 5、UPS、電源・制御機器は胸部へ配置し、ヒートシンク、銅板、ヒートパイプ、熱伝導ストラップ等で発熱を主気流へ渡します。これらの固体伝熱部材はNAS-01の主空気経路を置き換えるものではなく、熱交換を補助する要素です。
- 発熱部の直後で温度上昇と流量を測定する。
- UPSセル、電源、基板の許容温度を個別に監視する。
- 排気熱をEYE、AUD、VOC、髪、顔外装へ戻さない。
- 外部冷却接続時も局所結露や過冷却を発生させない。
安全・保守
- 鼻孔メッシュ、プレナム、ダクト、ファンを清掃・交換可能にする。
- 閉塞、ファン停止、温度異常時は警告し、発熱機器の負荷を制限または安全停止する。
- 髪、衣装、外装部品がうなじ排気を塞がないようKEEP-OUTを設ける。
- ファンやセンサー交換時にEYE-01、AUD-01、VOC-01の校正を崩さない。
- 着脱後はAIR接続、流向、漏れ、異音、振動、温度応答を再確認する。
- 水分や清掃液をHead I/O、電源、カメラ、スピーカーへ到達させない。
検証手順
- 左右鼻孔からNAS-PL-01までのダミー流路を作成する。
- 単管AIR-IN-MAINでEYE / VOC / AUD / 配線との干渉を確認する。
- 候補ブロワ、メッシュ、ダクトの流量、圧力、騒音、振動を測定する。
- 頭部、首、胸部、背骨側、うなじまでを接続して圧力損失を測定する。
- Pi 5、UPS等を模擬する発熱体で温度応答を確認する。
- 閉塞、ファン停止、センサー異常、外部冷却接続を試験する。
- 結果をHU-00、HT-01、HEAD-IF-01、SD-01のICDへ反映する。
現在の状態
| Record Status | CURRENT |
|---|---|
| Development Status | DESIGNING |
| 確立済み | 鼻孔吸気、NAS-PL-01、単管優先、負圧・後方吸引、胸部冷却、背骨側~うなじ排気、VOC完全分離 |
| 初期候補 | 断面100~150mm²、通常0.3~0.6L/s、最大1L/s未満、25~30mm級ブロワ、交換式メッシュ |
| 未確定 | 最終流量、ダクト断面、ブロワ、ファン位置、温度閾値、センサー、フィルター、騒音基準、CAD形状 |
| 次工程 | 頭部ダミー流路と全身接続時の圧力損失・温度・騒音試験 |
公開する流路図と完成予想図はPUBLIC / CURRENT / CONCEPT VISUALIZATIONとして分類します。図中のファン、ダクト径、センサー位置は、仕様本文でCURRENTと明記されない限り確定部品・確定寸法ではありません。
関連ページ
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- HEAD-IF-01 / HT-01 — 頭部とBODY間のAir接続
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- DEVLOG — 流量、温度、圧力損失、騒音、振動、閉塞試験