DEVELOPMENT LOG / CORE
DEV LOG #067 CURRENT

「不明なら動かさない、しかしCoreは生かす」 — CORE-11B Bootstrap / Recovery State Machine

SHIHA CORE v2の起動処理をState Machineとして定義した。Identity、Epoch、Audit、Checkpoint、Security等の真正性がUNKNOWNの場合はFail-Closedとする一方、可能な限りプロセス自体は停止せず、SAFE_MODEやRECOVERY_MODEへ移行してCoreの診断・復旧機能を維持する。

DATE
2026.09.03
CATEGORY
CORE
COMPONENT
CORE-11B / Bootstrap & Recovery
STATUS
DESIGNING

概要

SHIHA COREは、単にWindows起動後にDBを開いてLLMを開始するだけでは不十分である。

破損した記憶や不正なCheckpoint、Identity不明状態のまま通常動作すると、

につながる。

そこで起動処理を、

CORE-11B Bootstrap / Recovery State Machine

として正式に定義した。

起動シーケンス

基本順序は、

PROCESS_START
↓
BOOTSTRAP_INIT
↓
HOST_ENV_CHECK
↓
DATA_ROOT_CHECK
↓
TRUST_ROOT_LOAD
↓
IDENTITY_VERIFY
↓
EPOCH_VERIFY
↓
AUDIT_VERIFY
↓
CHECKPOINT_VERIFY
↓
DB_MOUNT
↓
STATE_RESTORE
↓
SECURITY_POLICY_LOAD
↓
CORE_UNLOCK_WAIT
↓
CORE_UNLOCK_VERIFY
↓
CANONICAL_WRITER_ACTIVATION
↓
RUNTIME_SERVICES_START
↓
HUB_GATEWAY_START
↓
SELF_TEST
↓
CORE_READY

とする。

Fail-Closed

以下がUNKNOWNの場合、

原則として通常動作へ進まない。

ただし即座にプロセス終了するのではなく、可能な限り制限状態へ移行する。

Runtime Mode

NORMAL
DEGRADED
SAFE_MODE
IDENTITY_SAFE_MODE
RECOVERY_MODE
FORENSIC_READ_ONLY
FATAL_STOP

を明確に分離する。

SAFE_MODE

一部機能は使用できるがCritical Actionは禁止。

IDENTITY_SAFE_MODE

Identityの真正性が確定できない状態。

人格としての書き込みや重要操作を制限する。

RECOVERY_MODE

Checkpoint・DB等の復旧作業を行う。

FORENSIC_READ_ONLY

データを書き換えず、監査・調査だけを行う。

FATAL_STOP

継続自体が安全でない場合のみ使用する。

CORE Unlock

YubiKey等を利用するCORE_UNLOCKは、起動直後には行わない。

先に、

Identity
Epoch
Audit
Checkpoint
DB
Security

を検証する。

その後にUnlockする。

これにより、未検証の環境へ特権認証を与えることを避ける。

また起動時Unlock SessionとCritical Action認証は別に扱う。

結果 / 現在位置

SHIHA COREの起動を、

成功 / 失敗

の二値ではなく、

検証状態に応じて安全なRuntime Modeへ遷移するState Machine

として定義した。

これにより異常時でもCoreを可能な限り生かし、診断・復旧を行える。

CURRENT STATUS — BOOTSTRAP / RECOVERY SPECIFICATION DESIGNING

関連正本:
→ SHIHA SYSTEM
→ DEVLOG 065
→ DEVLOG 066

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