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DEV LOG #061 CURRENT

PLA部品の実寸差を測る — SHIHA-CL-01 クリアランス校正ツール

SHIHA ANDROIDで使用するPLA部品の可動・着脱・固定条件を実機で校正するため、SHIHA-CL-01を設計する。MAIN本体は凹側を基本とし、可動・着脱・回転・固定試験用の凸部品を独立した交換式テストピースとして構成する。

DATE
2026.09.01
CATEGORY
3D PRINT
COMPONENT
SHIHA-CL-01 / PLA Clearance Calibration
STATUS
DESIGNING

概要

3Dプリント部品では、CAD上で同じクリアランスを設定していても、プリンター、材料、スライサー、ノズル、造形方向などによって実際の嵌合状態が変化する。

SHIHA ANDROIDでは多数のPLA部品を組み合わせるため、設計値だけではなく、実際の出力環境で適切なクリアランスを確認する基準ツールが必要になる。

そのため、

SHIHA-CL-01 / SHIHA PLA Clearance Calibration Test Tool

を設計する。

背景 / 課題

主に確認したいのは、

である。

同一CAD寸法でも造形環境によって、

といった差が生じる。

今後公開STLを扱う場合にも、プリンターごとの差を把握できる仕組みが必要になる。

設計 / 変更内容

SHIHA-CL-01は、

SHIHA-CL-01 MAIN
│
├─ MOVE TEST
├─ REMOVABLE TEST
├─ ROTARY TEST
├─ DIMENSION CHECK
└─ ELEPHANT FOOT CHECK

+

独立 TEST PIECES
├─ MOVE
├─ REMOVABLE
├─ ROTARY
└─ FIX COUPON

とする。

MAINを凹側とする

本体側へ複数の基準穴・溝を設ける。

凸側のテストピースは独立させることで、一部の試験だけを再実施するときにMAIN全体を出力し直す必要をなくす。

固定試験も独立化

固定・圧入試験についても、MAINから折り取って使う方式にはしない。

MAIN
+
独立 FIX COUPON

とし、消耗した試験片だけを再出力できるようにする。

ブリッジ下面試験を除外

当初検討していたサポートなしブリッジ下面試験は、クリアランス校正との関連性が低いためSHIHA-CL-01から除外する。

現在のPLA設計基準

SHIHA ANDROID v1の現時点の基準では、

可動部
片側クリアランス 0.3 mm

差し替え・着脱部
片側クリアランス 0.2 mm

としている。

対向面の両側へ隙間を設ける場合は、それぞれ総クリアランスが倍になる。

SHIHA-CL-01によって、この基準値と実際のプリンター出力との差を確認する。

結果 / 現在位置

現在は試験項目と部品構造を確定し、実際の試験片設計へ移る段階。

最終的には、

CAD基準値
↓
SHIHA-CL-01
↓
実機測定
↓
使用プリンターの補正傾向把握
↓
SHIHA部品設計へ反映

という校正フローを構築する。

CURRENT STATUS — CALIBRATION TOOL DESIGNING

関連正本:
→ SHIHA ANDROID v1
→ SHIHA LIBRARY

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