SHIHA CHRONICLE / VOICE
2026.08.17

【第4回】詩葉が声を持つ――音声対話システムの実動作

VOICE / FIRST RESPONSE

マイクから声が返るまで

Raspberry Pi 5を使った音声対話系で、マイク入力から音声認識、LLMによる回答生成、VOICEVOXによる読み上げ、スピーカー出力まで一連の経路が動作するようになりました。

現在の実機では、SPH0645 I2S MEMSマイク、faster-whisper、OllamaのローカルLLM、VOICEVOX、MAX98357Aアンプを組み合わせています。詩葉の会話音声にはVOICEVOX「冥鳴ひまり(ノーマル)」を採用しました。

「会話できる機械」から一歩先へ

声が返ってくるだけなら音声アシスタントです。しかし詩葉では、この会話系を将来の視線、表情、腕の動作、デスクトップ表示、受付機能へつないでいきます。

話しているときに視線を向ける。考えているときにデスクトップの姿が変わる。異常時には通常の会話音声とは別に状態音声を出す。音声は詩葉の各身体をつなぐ重要な表現層になりました。

まだ改善途中

現状は固定時間録音など試作段階の部分も残っています。本番ではWake Word、VAD、安全確認を含むより自然な会話パイプラインへ更新する計画です。

それでも、「声をかけると詩葉の声が返ってくる」という最初の大きな体験は、すでに実機上で形になっています。

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